【労働一般常識】労働力人口と生産年齢人口の違い
こんばんは。社労士勉強中のRです。
本日は振替休日でした。いつもより少し多めに勉強できてよかったです。
2021年11月30日(火) 6時間15分
累計61時間30分
本日は労働力人口と生産年齢人口の違いについて学んでいこうと思います。
労働力人口・・・15歳以上の人口のうち就業者と完全失業者を合わせたもの
生産年齢人口・・・15歳以上65歳未満の年齢に該当する人口
これだけ見ると「生産は上限がある」と覚えるだけのように思いますが、いざ出題されるとどっちかわからなくなります。
労働力人口は労働力調査で用いられます。労働力調査は総務省統計局において行われる標本調査です。
調査の内容を簡単にいうと日本にどれだけの労働力があるか。その労働力は実際に働いているか。を調査するものです。
なので必然的に働く可能性がある15歳以上(年少者の保護のところでやりましたよね)は全員調査の対象となります。
生産年齢人口は就業構造基本調査の有業率で使用されます。
有業率とは、普段収入を得ることを目的としている人の割合を見るものです。
労働力人口と違い全体の数でなく、働く人の数を聞いているのです。したがって、年金法で65歳以上は年金を受給できると政府が決めているので、65歳以上は働く人としてカウントはされていないのですね。
つまり65歳以上は生産しない人と認識されているということです。
このように別の知識と結びつけると理解が深まりますよね。